去年テレビで滋賀県大津市にある「びわ湖バレイ」特集が放送されていました。
その中で一番印象に残っているのが「ジップライン」です。
びわ湖を背景にジップラインで滑る光景がものすごく印象的でした。
今年は、次男の体重が30キロ以上になり、家族全員でジップラインができるようになったのでツアーに参加することになりました。
ジップラインとは、ワイヤーロープを滑車を使って滑り降りる遊びです。
びわ湖バレイは、全部で7つのコースがあり、森や琵琶湖の絶景を楽しみながら滑れます。
公式サイトの動画をみると全体像が良くわかると思います。
公式サイトジップラインの詳細 http://www.biwako-valley.com/zip_line/
びわ湖バレイの駐車場や料金
駐車場は乗用車が平日1,000円・土日祝日は2,000円となかなか強気の価格設定です。
駐車場は1500台駐車することができますが、駐車場は、P3からP15まで分かれており、ロープウェイの駅に近いところから順番に埋まっていきます。
今回は11月4日(月)3連休の最終日の10:30ごろ到着しましたが、P11Aに駐車することになりました。
駐車場からロープウェイの駅まではシャトルバスが運行しています。
駐車場につくと長蛇の列。
感覚ですが、シャトルバスを3~4本待たないと乗れないような感じでした。
P11Aからロープ―ウェイまで歩きましたが、傾斜は急だったけど、とっても近かったです。(測ってませんが5分位?)
絶対にバスの先頭で待っている人より早く頂上に着いたと思います。
歩いたことで、かなり時間の節約ができました。
駐車場から駅まで意外と近いのでお年寄りや小さいお子さん連れ以外は歩いたほうがおすすめです。
ロープウェイの料金や割引は?
ロープウェイの料金は往復券で
- 大人 2600円
- 小学生 1000円
- 幼児(3歳以上)600円
です。
びわ湖バレイのLINE@に登録すると、登録後すぐに使える500円割引券が取得できました。
主人とわたし、2人がLINE@に登録し窓口でこちらの画面を見せたので、料金が合計1000円割引になりました。(チケットは2人別々に買いました)
ロープウェイは通常15分間隔で運行していますが、この日は祝日という事もあり7分置き位に随時出発していました。
11時ごろでも結構行列しており、乗れるのに5~6便ほど待ったと思います。
ロープウェイは全面ガラス張りで、景色はよく見えるはずですが、満員の立ち席でしかも真ん中だったのでほとんどみることはできませんでした。
ジップラインの受付
現地に予約なしで行って「満席」では困るので、webで予約を済ませておきました。
webから予約した場合、予約時間の1時間前に、山頂駅「ダイニング レイクビュー」2階のアクティビティ受付に行く必要があります。
受付では、参加費用の支払いと、申し込み書に住所や名前、子供の体重などを記載しました。
カードも使えるのでカードで決済しました。
受付が終わると一旦解散。ツアー20分前に再集合します。
ジップラインは携帯(スマホ)とペットボトルはOK!
集合後は、受付カウンター前で、小物入れ(スマホが入る程度の大きさ)とペットボトルホルダーを渡されます。
基本的にジップラインは手荷物不可。
ただし、集合時に配られる小物入れとペットボトルのみ持ち込みが可能です。
携帯(スマホ)は持ち込みOK・撮影もOK。
家族や仲間が滑り下りる姿を撮影できますのでぜひ持ち込みましょう。
それ以外のものはロッカー(有料)にしまう必要があります。
荷物がある人は、ロッカーに入れる際小銭が必要なので、ツアーが始まるまでに100円玉を用意しておくといいでしょう。ツアー受付で両替してくれるそうですよ。
小物入れやペットボトル入れをもらうとロッカーと装備のあるスペースに移動します。
ロッカーは300円または400円です。
奥の方に300円ロッカーがあるので荷物の少ない人は300円ロッカーがおすすめです。
写真の部屋で1人ずつ装備を装着します。
ジップラインの説明
装備が完了したら、いざコースへ!
でもいきなりコースに出ません。
まず、初めにガイドさんから、ワイヤーへの金具の固定方法、途中で止まってしまった場合の対処方法、安全な滑り方などの説明があります。
私は以前、ネスタリゾート神戸でジップラインの経験がありますが、ワイヤーへの金具の装着などはすべて係の方がしてくれました。
しかし、びわ湖テラスのジップラインは、基本的にワイヤーへの金具の設置やコース終了後にワイヤーから滑車を外す作業はすべて自分でする必要があります。
もちろん間違って金具を装着したときや、できないときは手助けをしてくれますが、基本的にすべて自分です。
子供でも自分でする必要があり、手助けはどうしてもできない時だけなので、子供でもしっかり説明を聞いて理解しておく必要があります。
また、この最初の解説の場面で「班長」を決めます。
班長は、毎回1番にコースを滑って次来る人の手助けや、コースを滑り終わったら次の人が滑っても良いとOKサインを出す仕事をします。
(係の人は2人いますが2人とも一番最後に滑るので対岸でOKサインは班長)
また途中で減速してしまい、止まってしまった人をタイヤみたいなのを投げて助けるのも基本班長です。
私たちの班は、若いカップルが指名されて快く引き受けてくれました。
絶対に班長になりたくない人は、指名されないようにできるだけ目立たないようにしておくと良いと思います。
「自分たちはお客さんで滑るだけで特になにもしなくていい」と思っていましたが、滑走の際や着地の際みんなで声をかけあう、早く滑った人が遅く滑った人の手助けをする、うまく着地できなかった人を上に引っ張ってあげるなど「ツアーのチームみんなで助け合って滑る」といったスタンスでした。
びわ湖バレイのジップラインはコースによって滑り方が違う
びわ湖バレイのジップラインコースは全7コース。
最初の方のコースはハンドルをもって普通に滑りますが中盤から、手をハンドルから放して滑ったり、二人でロープでできた輪っかをもって滑ったり、くるくる回転しながら滑るなど、変わった滑り方も楽しめます。
ラストは琵琶湖を背景に滑り降りるコース
最後の7つ目のコースは、いよいよ琵琶湖を右手に見ながら滑るコースです。
ホームページの写真をみると「琵琶湖の真上を滑り下りる」と勘違いする人がいますが、「琵琶湖を右手に見ながら滑る」というのが正解です。
ココからの景色は調絶景で感激しました。
ベストショットでは一組ずつ、琵琶湖を背景にカメラで写真を撮ってくれます。
ベストショットが選べるように何枚も撮ってくれますよ!
こちらの最終コースは、いままではハンドルを握って滑っていましたが、金具を背中に装着してハンドルなしのスーパーマンみたい?なポーズで2人で手をつないで滑り降ります。
(どうしても怖い人はハンドルありでも可)
係の人が、「できる人は、両手をつないでラピュタみたいなポーズで飛んだり、両手をつないで足をくっつけてハートのポーズになったりしてください。」
とのこと。
この琵琶湖コースは、琵琶湖を眺めながら優雅に滑れると思っていましたが、パフォーマンスをするのに夢中で何も景色はみれませんでした。
でも待ってる間に沢山景色は見れたので満足です。
びわ湖テラスや公園もすばらしい!
今回は、ジップラインについて書きましたが、「びわ湖テラス」も素晴らしかったです。
本当に絶景でした。
また、野外にある公園も沢山珍しい遊具があり家族で楽しめましたよ。
びわ湖バレイ・ジップラインに行くとき注意したこと
11月はとにかく気温が低い!晴れでも暖かい服装で出かけて!
びわ湖バレイは、山頂にあるため地上よりも気温が低いです。
山頂はとにかく寒かった!
主人が出かける前にウェザーニュースの天気予報でびわ湖バレイの気温を調べたら12度とのことだったので、そんなに寒くないのかな?って思っていました。
でも、行きのロープ―ウェーで
「今日の気温は4℃です」
というアナウンスが流れて、
天気予報には12℃って書いてあったのにそんなに寒いの?
ってなりました。
山頂は、風が吹いているしとにかく寒い。
長男は、11月初旬でも半そで半ズボンで過ごす位暑がりなので、薄手のジャンバーしかもっていかなかったら
といっていました。
11月でも、ダウンやニット帽、風が吹くと顔も寒いのでマフラーなどが必要です。
ジップラインをされる方は、足にもベルトを装着するので、ロング丈のダウンではなくショート丈のダウン着用がおすすめです。
トイレは2時間半いけません
ツアーが始まるとトイレにはいけませんので、必ず集合前までに済ませておきましょう。
ツアー受付下のトイレは、レストランのお客さんが使用するため大行列ができている場合があります。(特に女子)
ちょっと歩きますが、エキナカキッチン・ロッカー近くのトイレはガラガラなので行列ができている場合はこちらがおすすめです。
写真や動画を取り合いたいなら分かれて別々に並ぶ
せっかく絶景だから、携帯で滑る姿を動画や写真で撮影したいですよね?
グループで行く場合、2つに分かれて2~3組間をあけて並ぶと写真が撮れます。
一緒に並んでしまうと、自分が金具を外してカメラを準備している間に相手が滑り降りてきて撮る暇がありません。
2~3組間をあけて滑ると、カメラの準備ができるので、写真や動画がばっちりとれますよ。
帰りのロープウェイは激混みです
ジップラインが終わったのが、16時20分くらいですが帰りのロープウェイに乗ろうとしたら40分待ちで、レストランや建物の中まで長蛇の行列ができていました。
17時が最終便(季節による)なのに、結構みんなぎりぎりまでいるんだなあと思いました。
土日祝日は、帰りのロープウェイが超混雑するので覚悟しておいた方が良いと思います。
まとめ
ジップラインは、自分が思っていた以上に楽しかったです。
ただ景色をみて滑るだけでなく、手放ししたり、回転したり、手をつないで滑れたのが怖かったけど、とっても楽しかったです。
また、自分が想像していた以上にびわ湖バレイはすばらしいところでした。
山頂からみた琵琶湖の美しさに感激しました!
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